本日は、松本様に、「おいしいコーヒーの入れ方」についてお話を頂きました。松本様は、1966年生まれで横須賀市出身。1988年に日本大学芸術学部写真学科を卒業されて、1997年フリーカメラマンとして独立。料理や旅の被写体を得意とされていらっしゃいます。2016年に関内にてコーヒー焙煎所松本珈琲をスタートさせ、有限会社マットを主宰されています。
松本様には、パワーポイントの資料を使って、日大芸術学部在籍時代やカメラマン時代のお話。リーマンショックと東日本大震災によって、カメラ誌の廃刊など、広告やカメラ関係の仕事が激減したこと。縁あって、関内の泰正ポーチというビルに入って、新たな出会いがあり、この時、カメラの仕事以外で自分の得意を考えたときに、学生時代にこだわって入れていたコーヒーにたどり着き、焙煎所を始めたお話などを伺いました。今では、学校に行って、実際にコーヒーの焙煎をしてもらったりする、五感を使ったワークショップなども行っているそうです。
~~最後に、瀧脇様のお手伝いにより、コーヒーの試飲も行われ、昼食後にコーヒーの豊かな香りに包まれた例会となりました。おいしいコーヒーを入れるときの注意点:①コーヒーは生鮮食品なので、焙煎から時間がたつと酸化するため、なるべく挽きたての豆を使う。⓶お湯の温度は、沸かしたてのヤカンのままのお湯ではなく、ポットに移してしばらくしたお湯(86度ぐらい)を使います。③最初に蒸らし(20秒ぐらい豆にお湯が浸透するぐらい)を行ってから、本格的にお湯を注ぎます。お湯の注ぎ方は、同じ道をずっと行って戻ってくるようなイメージです。最初真ん中に注いで、「の」の字を書くように外側に回し入れてからギリギリ外まで行ってから、同じ道を戻ってくるような感じです。ぐしゃぐしゃにするとおいしく入りません。(お湯を均等に行き渡す感じ)